ビワイチの2倍の距離をかけて琵琶湖まで走り、ビワイチの2倍の距離をかけて琵琶湖から帰る。R東京さん主催のスーパーフラット1000 kmブルベ、いってこいビワイチに参加してきた。今回は準備と前日移動についてメモ代わりに書いていく。
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ルート
さすがは1000 km、ビワイチなのに山梨からスタートする。山梨方面のブルベでおなじみ石和健康ランドを出発し、身延方面から太平洋岸に抜けてひたすら海岸沿いを進む。御前崎、浜名湖、岡崎と抜け、名古屋周辺がちょうど330 km地点。そこからは関ヶ原を越えて琵琶湖をぐるっと一周、再び関ケ原を越えて2度目の名古屋が660 km。来た道を戻り、身延付近の登り基調を越えればフィニッシュ石和健康ランドではお風呂が待っている。見ての通り峠らしい峠は一切ないド平坦コースとなっている。
ちょうど名古屋に2泊で宿を取れば往復で利用できるということで、金山の東横インを予約。予備チューブや着替えなどを入れたダンボールをドロップバッグした。往復で同じ宿を利用できると1つのドロップバッグを2回利用できて非常に助かる。先週の反省を生かして、万が一洗濯乾燥が間に合わなかったとしても乾いたウェアで走れるようにウェアをしっかり詰めて送った。
ちなみに、いつもルートの予習は以下のようなことをやっている。
- 主催者さんがアップしてくださっているride with gpsのデータを複製
- 通過チェックとPCをride with gpsのPOIとして登録
- ついでにストリートビューで建物の外観やフォトチェックの構図などを確認
- キューシートを見ながらride with gpsの地図を辿る
- 適宜ルートを修正
- 地図上で変な曲がり方をしている交差点などをストリートビューで確認
- 登り区間の確認(平均勾配と距離など)*1
- 無補給区間の確認
- 怪しそうなところではgoogle mapで「コンビニ」と調べたりする
- 必要に応じて要補給コンビニをPOIに追加
- その他POIの追加
- 今回はPC間が100 km近く離れていることがあったので、途中の大都市をPOIとして登録しておいた
- こうすることでgarminに「○○まで何km」と表示できるのでモチベーションアップに繋がる
- 長距離の場合はコースを分割(今回は日ごとに3分割した)
- gpxとしてPOIを含めてエクスポート後、330kさんのツールでfitファイルに変換してgarminに入れる
- garmin上でちゃんと読み込まれているか確認
非常に良いツールなのでいつも使わせていただいています。
装備
天気はそれほど荒れない予報ではあったが、距離が長いので油断はできない。雨具上下とテムレス、非常用のカイロで最低限の防寒はできるように備えた。ジップロックに小分けにしたProtect J1や絆創膏を入れ、bluetoothスピーカー・輪行バッグと共にR250のサドルバッグに詰め込んだ。ドリンクはダブルボトル、ダウンチューブ下にツールケースを挿すのはいつも通り。ステムバッグにはモバイルバッテリーとスポーツようかん数本、夜間ヘルメットライトとして使うためのvolt 200、小分けにしたチェーンオイルを入れていった。
今回新たに導入した装備が、deda elementiのアルミ製クリップオンバー metal blast。平坦基調の長距離ということで、姿勢の選択肢を増やす(&多少空力をよくする)目的で導入した。
実は以前、もっと長い、いわゆるDHバーを使用していた時期もあったのだが、ハンドル周りが重くなってしまうのを嫌って売却してしまった。今回購入したのは先端がブラケットより前に出ないようなショートタイプで、バーの伸び縮みができない代わりにクランプから直接生える形になっているため、公称266 gと軽量に仕上がっている。短い分慣性モーメントも小さいはず。ということで再びエクステンションバーに手を出すことになったのだった。
普段GarminはVolt 800, 400とともにrecmountにつけているのだが、そのままではエクステンションバーはつけられない*2。そこでrecmountを下に突き出す形でセットし、なんとか共存させることができた。
前日移動
出走基準日の9/18-20に予定があったため、1週間前倒しの9/10-12に出走する。前日は特急かいじで石和温泉まで輪行、予約していた石和健康ランドの個室でしっかり7時間寝た。布団に入ると窓から雨音がしていた。明日には止んでくれると良いのだが。