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ブルベのライドレポートを書いていきます

2025 BRM426 Audax Randonneurs Allemagne ハンブルク発300km ライドレポート

 ARAのBRM第2戦、ハンブルク発300kmに参加してきた。走りやすいコースで天候にも恵まれ、ハイペースで完走できた。

コース概要

今回のルート。Südheide(南の荒地)を抜けてハンブルクに戻って来る

 今回のブルベの副題は「Durch die Heide(荒地を抜けて)」。ドイツ含む北ヨーロッパの土地は養分に乏しく、中でも特に耕作に向かない土地はHeide(荒地、ヒース)とよばれる。今回はハンブルク南部にあるSüdheide(南の荒地)という一帯を抜け、ぐるっと回って帰って来る300kmのコースとなっている。

事前準備

 200/300/400/600をまとめて事前登録してあったので特に追加でやることはなし。例によって出走前週にgpxファイルとキューシートが送られてきたので確認し、garminに転送しておいた。

 配布されたgpxファイルにはCPだけでなく、コース沿いのスーパーや補給困難地帯のガソリンスタンドなどもPOIとして登録してあった。ありがたい。

出走受付

スタート地点のベーカリーに続々とランドヌールが集まってくる

 出走時刻の7時が近づくにつれ、ぞろぞろとランドヌールたちが集まってくる。スタート地点は前回の200と同じパン屋で、フランツブロートヒェンで糖分補給をしておいた。

 15分前頃から最初のウェーブが店の前に集まりはじめる。今回はブリーフィング的なものがあった。内容はキューシートに書かれていることとPCの確認などで、今回も車検はなかった。

 ゆっくりとローリングスタートし、前回の200と同じルートを通って南を目指す。ウェーブ分けしているとはいえ、最初は30人ほどのロングトレインで走っていく。次第にペースごとに集団が別れはじめたが、今回は省エネモードで走りたかったため先行集団に乗るのは見送った。

 3-5%ぐらいの微妙なアップダウンで4,5人ぐらいの小集団に分裂。適当に先頭交代しながら進んでいく。今回はCP1まで100km以上ある上に、交差点はほぼラウンドアバウトなので、信号停車などでペダルから脚を離すタイミングが一切ない。さすがにノンストップで100km走り通す体力はないので、50kmを過ぎたあたりで一度補給停車した。今回も塩むすびを持参しているので、しっかりエネルギー補給をしておく。

森の中で小休憩

 他のランドヌールたちも適当なところで休憩をとったりしているので、ずっと同じグループで走るという感じではなく、たまたま追いついたグループに混ぜてもらったりして自然発生的にグループが形成されていく。しばらくすると解体されるのだが、同じぐらいのペースで走っているので、結局似たようなメンツがまた集合することになる。

CP1(103 km地点)

CP1のガソリンスタンドに到着

 巡航速度≒グロス平均速度のようなハイペースでCP1に到着。補給を済ませてリスタートする。早々に一面に広がる菜の花畑が見えてきた。

菜の花畑が広がっていた

 撮影に興じていると、さっきのCPを集団でリスタートしたと思しき20人ぐらいのトレインがかっ飛んでいった。

 このあたりからコースタイトルのHeide区間が始まるはず。どんな荒地が広がっているのかと思っていたが、確かに耕作地帯は少ないものの、取り立てて貧弱という印象は受けなかった。土地改良が進んでいるのだろうか。

このあたりがコースタイトルのHeide(荒地)のはず

CP2(156 km地点)

CP2もガソリンスタンド

 CP2に到着し、缶コーラで糖分補給。ボトルの水も補充し、日も高くなって暑くなってきたので、長袖ジャージを脱いでリスタートした。

珍しく踏切待ちが発生

 この区間は街と街を繋いで走っていくようなルートで、比較的人の気配が多かった。珍しく踏切ストップにも遭遇しつつ、のんびり走っていく。

菜の花畑が綺麗

風力発電が林立している

 市街地をはずれると風力発電がたくさん目に入ってくる。調べてみるとドイツは再生可能エネルギーの電力割合が高く、特にここ10年ほどで一気に伸びたそうた。風力発電は洋上がメインで、太陽光発電はさらに割合が高いらしいが、日本のブルベでよく見かけるようなメガソーラーにはまだ出会っておらず、どこでそれだけの発電量を賄っているのかはよくわからない。

 今日は比較的穏やかとはいえ、発電できるほどの風が吹く土地。この区間はずっと横風が吹いていて苦しかった。道中一緒になったランドヌールの方とうまく協力しながら走っていく。その中のお一人は御年70だそうで、400以上は長すぎるからもう走らないとおっしゃっていたが、歴10年以上の大ベテランだった。

CP3のある街に到着

 CP3の街に突入するとレンガ造りの綺麗な町並みが広がっていた。CPはこの先のガソリンスタンドだ。

CP3(224 km地点)

 ここは比較的小規模なガソリンスタンドだったが、売店前にテラス席を設置してくれており、ランドヌールたちがアイスやコーラなどで休憩していた。私もアイスを購入して休憩していたら、猫が2匹様子を見に来た。

看板猫?

 残すところゴールまであと80km、ラストCPまでは50kmほど。CP3を出るとすぐに進行方向が変わるので、さっきまでの横風が追い風に切り替わる。エルベ川沿いの河川敷を進んでいくと、あっという間にCP4に到着した。

CP4(280 km地点)

 ラストCPは前回と同じく、主催の方の自宅が指定されており、ハリボーやチョコレート菓子、ピーナッツなどを用意して出迎えてくれていた。温かいスープもいただいて、あとはゴールを目指すのみ。前回と似ているようで若干違うルートを辿り、ゴールのベーカリーに到着した。

フィニッシュ(303 km地点)

まさかの明るいうちにフィニッシュ

 ゴール地点で写真を撮り、デジタルブルベカードにアップロードして受付完了となる。終盤断続的に一緒に走っていたおじいちゃんランドヌールとねぎらいの言葉を掛けあって帰宅した。

 平坦かつ信号のないコースプロファイル、比較的穏やかな風向きと集団走行の効果もあり、グロス23km/hというハイペースでの完走となった。今回、ドイツのブルベ界隈の夜間装備を観察しようと目論んでいたのだが、日が暮れる前に帰ってきてしまったのでその機会すらなかった。次回の400での宿題にしておく。

 

BRM426 Hamburg 300km Durch die Heide

302.6 km / 1296 m up

13:14 (avg. 22.7 km/h)